FANG+とは?10銘柄の決め方と2026年の中身を調べてみた

FANG+とは?10銘柄の決め方と2026年の中身を調べてみた NISA・積立投資

私は毎朝起きたら、FANG+の構成銘柄の株価をチェックしています。自分でも少しFANG+を持っているからというのもありますが、各指数と米ハイテク株の動きや相関を監視しておくことで、日本株の相場予測にも役立てられるのではないかと考えているからです。

ただFANG+が10社で構成されていることは知っていましたが、この10社がどうやって選ばれているのかまでは知らなかったので一度調べてみました。

FANG+とは

FANG+は、アメリカのハイテク大手を中心に10社だけを集めた株価指数です。正式にはNYSE FANG+という名前で、Meta(旧フェイスブック)・Apple・Amazon・Netflix・Microsoft・Google(アルファベット)といった、名前を聞いたことのある会社が並びます。

特徴は2つあります。ひとつは10社をほぼ均等の比率で持つこと。ふつうの指数は大きい会社ほど比重が大きくなりますが、FANG+は各社およそ10%ずつです。もうひとつは、3か月に1度、構成銘柄を見直すこと。この「見直し」のときに、どの10社にするかが決まります。

固定の6枠

まず、10枠のうち6枠はほぼ固定です。その6社が、Meta・Apple・Amazon・Netflix・Microsoft・Googleです。

この6社は、もともと「FANG」という言葉のもとになったメンバーです。FANGはFacebook(いまのMeta)・Amazon・Netflix・Googleの頭文字で、そこにApple、のちにMicrosoftが加わって、アメリカの巨大IT企業をまとめて指す呼び名として広まりました。

※上場廃止などで固定枠から外れることはありますが、実質的には固定と考えてよさそうです。

残りの4枠は定期的に入れ替えが発生します。

入れ替わる4枠

固定の6枠以外から、残りの4枠を埋めます。選び方はスコア方式で、次の4つの指標で評価して上位の会社が入ります。

  • 時価総額(会社の規模)
  • 売買代金(どれだけ活発に取引されているか)
  • PSR(株価が売上の何倍か。割高さの目安)
  • 売上成長(売上がどれだけ伸びているか)

この4枠は見直しのたびに競争があるので、スコアが下がった会社は次の見直しで外れることもあります。固定の6枠と、入れ替わる4枠。FANG+の中身は、この2つの組み合わせでできています。

2026年6月時点の中身

2026年6月の見直し後は、固定6枠に加えて、入れ替わる4枠がエヌビディア(NVIDIA)・ブロードコム(Broadcom)・マイクロン(Micron)・パランティア(Palantir)でした。

この10社は、3月の見直しから変わっていません(6月の見直しでは入れ替えなし)。4枠のなかではマイクロンがいちばん新しく、2026年3月にクラウドストライク(セキュリティのソフト会社)と交代する形で入りました。

マイクロンは、半導体メモリをつくっている会社です。いまAIのデータセンター向けに「HBM」という高速なメモリの需要がとにかく強く、2026年分の生産はすでに売り切れ、とも報じられています。

株価はこの1年で約11倍、時価総額も1.28兆ドルまで大きくなりました。ただメモリは昔から好不況の波が激しい業界で、この勢いがいつまで続くかは見方が分かれますが、いまのFANG+のなかではマイクロンがひときわ目立つ存在となっています。

少し気になる点

今回あらためて中身を知って気になったのが、固定の6枠がほとんど入れ替わらないことと、10社をそれぞれ均等に10%ずつ持つことです。

たとえばNetflixはこの1年で株価が4割ほど下がっていますが、固定の6枠なので基本的に入れ替わりません。ここを入れ替えられれば、指数としてはもっと伸びるのでは、と思ってしまいます。

また10社を均等に持つ仕組みなので、見直しのたびに値上がりして比率が高くなった銘柄を売り、値下がりした銘柄を買い増します。値上がりした銘柄がその後もさらに伸びると、リバランスで売ってしまった分の上昇を取りこぼすことになります。

まとめ

  • FANG+はアメリカのハイテク大手など10社を、ほぼ均等に持つ指数
  • 10枠のうち6枠(Meta・Apple・Amazon・Netflix・Microsoft・Google)は「FANG」の中核としてほぼ固定。残り4枠を時価総額・売買代金・PSR・売上成長の4指標で選ぶ
  • 2026年6月時点の4枠はエヌビディア・ブロードコム・マイクロン・パランティア。
  • 10社が均等に10%ずつの配分である点、固定6枠が業績と関係なく変わらない点が個人的には少し気になった

※本記事は指数や銘柄の仕組みを調べた記録で、特定の銘柄の購入を勧めるものではありません。構成銘柄や各社の最新の数字は、各指数・各社の公式情報をご確認ください。

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※当ブログは個人の投資記録・感想であり、特定の銘柄・金融商品・投資手法を推奨するものではありません。投資の最終的な判断はご自身の責任でお願いします。記載の情報は執筆時点のものです。
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