累進配当株の選び方をAI(Claude)に丸投げしてみた【食品編】

累進配当株の選び方をAI(Claude)に丸投げしてみた【食品編】 日本株・個別株

以前の記事で、累進配当株の選び方をAI(Claude)に丸投げして、足切りと100点満点の採点基準を作りました。

今回はポートフォリオのリスク分散のために持っておきたいと思っている食品関連の銘柄について見ていきます!

累進配当株の選び方をAI(Claude)に丸投げしてみた
累進配当株はどう選べばいい? 見るべき指標と採点基準づくりをAI(Claude)に丸投げし、6業種を実際に採点。配当の実績だけで選ぶ場合とも比べながら、自分なりの選び方と買い方をまとめました。

STEP1|食品の大手を足切りにかける

さくら

食品の大手を足切りにかけて

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大手7社を選ぶと、足切りを通ったのは5社です。

銘柄配当の方針配当性向(3年平均)足切り
味の素累進配当45.4%◯
アサヒグループHD累進配当・DOE(株主資本配当率)の目標あり46.7%◯
サントリービバレッジ&フード安定的に増やす37.1%◯
明治HD継続的に増やす62.4%◯
キリンHD原則として累進配当・DOEの目安あり63.5%◯
キッコーマン業績などを勘案して配分37.2%✕
東洋水産配当性向30%超で配当31.1%✕

※配当性向は年ごとのぶれをならすため直近3年の平均です(アサヒグループHD・サントリービバレッジ&フード・キリンHDは2025年12月期まで、ほかは2026年3月期まで)。サントリービバレッジ&フードは2026年4月にサントリー食品インターナショナルから社名を変えています。

さくら

キッコーマンと東洋水産が外れているのはなぜ?

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足切りの条件のひとつが、配当を減らさない・増やしていくという方針を会社が掲げていることだからです。

2社は業績や利益に合わせて配当を決める方針で、利益が減ったときにも配当を減らさないという約束はしていません。

どちらも直近10年に減配はなく、配当性向も3割台で、方針以外の条件は満たしています。

STEP2|通過した5社を採点する

さくら

足切りを通った5社を採点して

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100点満点の品質スコアでは味の素とアサヒグループHDがS(80点以上)、サントリービバレッジ&フードがA(65〜79点)、明治HDとキリンHDがB(50〜64点)でした。

銘柄品質スコア
味の素87
アサヒグループHD80
サントリービバレッジ&フード79
明治HD61
キリンHD58

明治HDとキリンHDは、FCF(フリーキャッシュフロー)が直近3年の平均で配当を下回り0点になりました。明治HDは2026年3月期に設備投資が増え、キリンHDは2024年12月期にファンケルなどを子会社にした支出が大きくなっています。

アサヒグループHDと明治HDは、ROE(自己資本利益率)が4%台で1点でした。アサヒグループHDは2025年9月のサイバー攻撃の影響などで、明治HDは減損損失で、どちらも純利益が前の期より3割以上減っています。

一方で5社とも、直近10年に減配はありません。

項目(満点)味の素アサヒグループHDサントリービバレッジ&フード
FCFで配当カバー(12)※3年平均2.59倍→121.97倍→102.46倍→12
自己資本比率(10)42.5%→649.8%→659.3%→8
配当性向(10)※3年平均45.4%→1046.7%→1037.1%→10
負債の重さ(10)※社債と借入金÷自己資本0.55倍→60.55倍→6実質無借金→10
ROE(8)17.7%→84.3%→17.0%→2
連続増配(17)※減配なしの年数16年以上→1416年以上→14上場後12年→11
増配率(11)※10年平均13.1%→1112.1%→115.8%→6
利益成長(7)※10年6.6%→54.8%→47.6%→5
時価総額(15)5.2兆→152.4兆→151.4兆→15
DOE方針(+5)なし→0DOE4%以上は目標(現状2.7%)→3なし→0
合計878079
項目(満点)明治HDキリンHD
FCFで配当カバー(12)※3年平均0.71倍→00.01倍→0
自己資本比率(10)61.2%→1036.8%→4
配当性向(10)※3年平均62.4%→463.5%→4
負債の重さ(10)※社債と借入金÷自己資本0.15倍→90.72倍→4
ROE(8)4.6%→112.0%→6
連続増配(17)※減配なしの年数設立後17年→1416年以上→14
増配率(11)※10年平均8.8%→86.9%→6
利益成長(7)※10年マイナス→010年前が赤字→0
時価総額(15)1.2兆→152.3兆→15
DOE方針(+5)なし→0DOE5%以上を目安に配当→5
合計6158

※数字は2026年3月期(アサヒグループHD・サントリービバレッジ&フード・キリンHDは2025年12月期)の決算短信、時価総額は2026年10月7日時点。減配なしの年数は、2010年3月期(12月期の会社は2009年12月期)以降の配当で確認できた分です。

さくら

足切りで外れた2社も採点するとどうなる?

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参考として同じ配点で採点すると、2社とも93点で、足切りを通った5社のどれよりも高い点数でした。

どちらも実質無借金(借入金より現金のほうが多い状態)で、自己資本比率は7割を超えています。品質スコアが見ているのは配当を払い続ける体力とこれまでの実績で、減らさないという約束があるかどうかは足切りで見ています。

項目(満点)キッコーマン東洋水産
FCFで配当カバー(12)※3年平均1.81倍→101.64倍→10
自己資本比率(10)74.6%→1082.6%→10
配当性向(10)※3年平均37.2%→1031.1%→10
負債の重さ(10)実質無借金→10実質無借金→10
ROE(8)11.5%→613.9%→6
連続増配(17)※減配なしの年数16年以上→1416年以上→14
増配率(11)※10年平均14.6%→1113.9%→11
利益成長(7)※10年11.9%→714.3%→7
時価総額(15)1.7兆→151.1兆→15
DOE方針(+5)なし→0なし→0
合計9393

※数字は2026年3月期の決算短信、時価総額は2026年10月7日時点です。

STEP3|配当の実績だけでも比べる

さくら

配当の実績でも採点して。足切りで外れた2社も入れて

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銘柄足切り品質スコア配当実績スコア配当の伸び(10年)
味の素◯87(S)72(A)3.4倍
アサヒグループHD◯80(S)72(A)3.1倍
サントリービバレッジ&フード◯79(A)40(C)1.8倍
明治HD◯61(B)56(B)2.3倍
キリンHD◯58(B)48(C)1.9倍
キッコーマン✕93(参考)72(A)3.9倍
東洋水産✕93(参考)72(A)3.7倍

※10年前の配当は、株式分割(味の素1:2・アサヒグループHD1:3・明治HD1:2を2回・キッコーマン1:5)に合わせて今の株数に割り戻しています。
※S:80以上/A:65〜79/B:50〜64/C:35〜49

STEP4|現在の配当利回りも見てみる

さくら

7社の配当利回りも並べて

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銘柄品質スコア1株配当(会社予想)株価配当利回り
味の素87(S)50円5,346円0.9%
アサヒグループHD80(S)57円1,577円3.6%
サントリービバレッジ&フード79(A)120円4,559円2.6%
明治HD61(B)110円4,166円2.6%
キリンHD58(B)76円2,771.5円2.7%
キッコーマン93(参考)25円1,742円1.4%
東洋水産93(参考)220円9,990円2.2%

※1株配当は今期の会社予想(アサヒグループHD・サントリービバレッジ&フード・キリンHDは2026年12月期、ほかは2027年3月期)、株価は2026年10月7日の終値です。

さくら

ちなみに株主優待がある銘柄はある?

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7社のうち5社にあります。アサヒグループHDは2023年12月末の分を最後に廃止していて、サントリービバレッジ&フードは実施していません。

銘柄株主優待(100株の場合)保有期間の条件
味の素500円相当のグループ製品半年以上
アサヒグループHDなし-
サントリービバレッジ&フードなし-
明治HD1,500円相当のグループ製品なし
キリンHDQUOカード500円分1年以上
キッコーマン1,000円相当のグループ商品半年以上
東洋水産2,000円相当の自社製品1年以上

※各社のIRページで確認した2026年10月時点の内容です。基準日はキリンHDが12月末、ほかの4社は3月末で、株数や保有期間によって内容が変わります。

さくら

配当+優待の総合利回りも参考に見せて

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銘柄配当利回り優待の利回り総合利回り
味の素0.9%0.1%1.0%
アサヒグループHD3.6%-3.6%
サントリービバレッジ&フード2.6%-2.6%
明治HD2.6%0.4%3.0%
キリンHD2.7%0.2%2.9%
キッコーマン1.4%0.6%2.0%
東洋水産2.2%0.2%2.4%

※100株を持っていて、保有期間の条件を満たした場合の計算です。優待は各社が示している相当額(キリンHDはQUOカードの額面)を、2026年10月7日の終値で買った100株の金額で割っています。

さくら

ここまで見てきた印象だと、アサヒが一番良さそう!株主優待も踏まえて考えると、ぎりぎり明治、キリンも候補といったところかな!

まとめ

  • 食品の大手7社のうち、足切りを通ったのは味の素・アサヒグループHD・サントリービバレッジ&フード・明治HD・キリンHDの5社
  • キッコーマンと東洋水産は、配当を減らさない・増やしていくという方針を掲げていないので足切りで外れたが、参考の採点では2社とも93点
  • 品質スコアは味の素(87点)とアサヒグループHD(80点)がS(80点以上)、サントリービバレッジ&フードはA、明治HDとキリンHDはB
  • 7社の配当利回りはアサヒグループHDの3.6%が最も高く、品質スコアがSの味の素は0.9%(2026年10月7日時点)
  • 株主優待があるのは7社のうち5社で、配当と合わせた総合利回りはアサヒグループHDの3.6%(優待なし)・明治HDの3.0%・キリンHDの2.9%の順(100株の場合)

採点基準の作り方は累進配当株の選び方をAI(Claude)に丸投げしてみたに、医薬品の大手を採点した結果は医薬品編にまとめています!

※記載の数字はすべて執筆時点(2026年10月)のものです。個別銘柄の売買を勧めるものではありません。

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※当ブログは個人の投資記録・感想であり、特定の銘柄・金融商品・投資手法を推奨するものではありません。投資の最終的な判断はご自身の責任でお願いします。記載の情報は執筆時点のものです。
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