累進配当株の選び方をAI(Claude)に丸投げしてみた【建設・住宅編】

日本株・個別株

以前の記事で、累進配当株の選び方をAI(Claude)に丸投げして、足切りと100点満点の採点基準を作りました。

今回は建設・住宅関連の銘柄について見ていきます!私自身は積水ハウスを持っていますが、正直なところ他の銘柄はあまり知りません…。

累進配当株の選び方をAI(Claude)に丸投げしてみた
累進配当株はどう選べばいい? 見るべき指標と採点基準づくりをAI(Claude)に丸投げし、6業種を実際に採点。配当の実績だけで選ぶ場合とも比べながら、自分なりの選び方と買い方をまとめました。

STEP1|建設・住宅の大手を足切りにかける

さくら

建設・住宅の大手を足切りにかけて

AI

大手8社を選ぶと、足切りを通ったのは3社です。

銘柄配当の方針配当性向(3年平均)足切り
大林組DOE(株主資本配当率)5%程度を目安に長期安定配当48.9%◯
積水ハウス1株配当の下限145円・利益成長で増やす40.1%◯
大和ハウス1株配当の下限あり30.5%◯
関電工安定配当を継続・配当性向40%程度36.6%✕
きんでん安定的かつ継続的に配当・配当性向40%を目安37.8%✕
大成建設配当性向40%・期初の予想が下限40.4%✕
鹿島配当性向40%を目安38.4%✕
清水建設1株配当の下限20円・配当性向40%を目安54.5%✕

※配当性向は年ごとのぶれをならすため直近3年の平均です(積水ハウスは2026年1月期まで、ほかは2026年3月期まで)。

さくら

5社が外れているのはなぜ?

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清水建設は営業赤字だった2024年3月期に配当を1株21円から20円に減らしていて、ほかの4社は配当を減らさない・増やしていくという方針を掲げていないためです。

4社は利益の4割ほどを配当に回す方針で、利益が減ったときに配当を減らさないという約束まではしていません。関電工ときんでんは安定した配当を掲げていますが金額の下限はなく、大成建設の「下限」は期ごとに決め直す期初の配当予想のことです。

4社とも直近10年に減配はなく、方針以外の条件は満たしています。

通った3社は1株配当の下限や、利益ではなく株主資本をもとに配当を決めるDOEを掲げたうえで、直近10年に減配もしていません。

STEP2|通過した3社を採点する

さくら

足切りを通った3社を採点して

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100点満点の品質スコアでは大林組がS(80点以上)、積水ハウスと大和ハウスがA(65〜79点)でした。

銘柄品質スコア
大林組89
積水ハウス70
大和ハウス66

積水ハウスと大和ハウスは、FCF(フリーキャッシュフロー)が直近3年の平均でマイナスになり0点でした。積水ハウスは2025年1月期に米国の住宅会社M.D.C. Holdingsを買収し、大和ハウスは物流施設や商業施設などの取得が続いています。

大和ハウスは社債と借入金が自己資本を上回り、負債の重さも2点でした。

大林組は実質無借金(借入金より現金のほうが多い状態)で、DOEを目安に配当を決めている分の3点も加わっています。

項目(満点)大林組積水ハウス大和ハウス
FCFで配当カバー(12)※3年平均1.32倍→7マイナス→0マイナス→0
自己資本比率(10)40.0%→642.7%→634.4%→4
配当性向(10)※3年平均48.9%→1040.1%→1030.5%→10
負債の重さ(10)※社債と借入金÷自己資本実質無借金→100.86倍→41.06倍→2
ROE(8)14.4%→611.3%→612.7%→6
連続増配(17)※減配なしの年数16年以上→1414年→1116年以上→14
増配率(11)※10年平均17.2%→1110.3%→118.1%→8
利益成長(7)※10年10.6%→710.7%→713.0%→7
時価総額(15)2.0兆→152.2兆→152.8兆→15
DOE方針(+5)DOE5%程度が目安→3なし→0なし→0
合計897066

※数字は2026年3月期(積水ハウスは2026年1月期)の決算短信、時価総額は2026年10月9日時点。減配なしの年数は、2010年3月期(積水ハウスは2010年1月期)以降の配当で数えています。

さくら

足切りで外れた5社も採点するとどうなる?

AI

参考として同じ配点で採点すると、関電工の95点ときんでんの90点は足切りを通った3社のどれよりも高い点数でした。

銘柄品質スコア(参考)
関電工95
きんでん90
大成建設75
鹿島70
清水建設66

関電工は実質無借金で、自己資本比率も6割を超えています。品質スコアが見ているのは配当を払い続ける体力とこれまでの実績で、減らさないという約束があるかどうかは足切りで見ています。

※きんでんの点数は2026年3月期末の数字によるものです。期末後の4〜6月に自己株式を約2,237億円で取得していて、6月末は借入金が2,454億円に増え、自己資本比率は49.9%に下がっています。

項目(満点)関電工きんでん大成建設
FCFで配当カバー(12)※3年平均1.87倍→101.28倍→7マイナス→0
自己資本比率(10)61.4%→1072.4%→1034.9%→4
配当性向(10)※3年平均36.6%→1037.8%→1040.4%→10
負債の重さ(10)※社債と借入金÷自己資本実質無借金→10実質無借金→100.49倍→6
ROE(8)16.8%→811.0%→618.7%→8
連続増配(17)※減配なしの年数15年→1415年→1416年以上→14
増配率(11)※10年平均24.4%→1118.4%→1114.5%→11
利益成長(7)※10年21.0%→711.3%→78.2%→7
時価総額(15)1.1兆→151.1兆→151.9兆→15
DOE方針(+5)なし→0なし→0なし→0
合計959075
項目(満点)鹿島清水建設
FCFで配当カバー(12)※3年平均0.34倍→01.96倍→10
自己資本比率(10)39.0%→436.8%→4
配当性向(10)※3年平均38.4%→1054.5%→8
負債の重さ(10)※社債と借入金÷自己資本0.59倍→60.58倍→6
ROE(8)13.3%→613.8%→6
連続増配(17)※減配なしの年数14年→112年→1
増配率(11)※10年平均19.8%→1116.2%→11
利益成長(7)※10年9.4%→77.9%→5
時価総額(15)2.3兆→151.5兆→15
DOE方針(+5)なし→0なし→0
合計7066

※数字は2026年3月期の決算短信、時価総額は2026年10月9日時点です。

STEP3|配当の実績だけでも比べる

さくら

配当の実績でも採点して。足切りで外れた5社も入れて

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銘柄足切り品質スコア配当実績スコア配当の伸び(10年)
大林組◯89(S)80(S)4.9倍
積水ハウス◯70(A)56(B)2.7倍
大和ハウス◯66(A)56(B)2.2倍
関電工✕95(参考)88(S)8.9倍
きんでん✕90(参考)88(S)5.4倍
大成建設✕75(参考)72(A)3.9倍
鹿島✕70(参考)80(S)6.1倍
清水建設✕66(参考)52(B)4.5倍

※10年前の配当は、株式併合(鹿島2株→1株・大成建設5株→1株)に合わせて今の株数に直しています。大和ハウスは2026年10月の株式分割の前の金額で比べていて、2026年3月期の記念配当10円を含みます。
※S:80以上/A:65〜79/B:50〜64

STEP4|現在の配当利回りも見てみる

さくら

8社の配当利回りも並べて

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銘柄品質スコア1株配当(会社予想)株価配当利回り
大林組89(S)94円2,850.5円3.3%
積水ハウス70(A)145円3,349円4.3%
大和ハウス66(A)89円2,158円4.1%
関電工95(参考)130円5,352円2.4%
きんでん90(参考)240円6,599円3.6%
大成建設75(参考)380円11,750円3.2%
鹿島70(参考)146円4,735円3.1%
清水建設66(参考)77円2,031.5円3.8%

※1株配当は今期の会社予想(積水ハウスは2027年1月期、ほかは2027年3月期)、株価は2026年10月9日の終値です。大和ハウスは2026年10月1日の株式分割(1株→2株)後の株数に直した金額で、きんでんの240円は特別配当100円を含みます。

さくら

ちなみに株主優待がある銘柄はある?

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100株からもらえるのは大和ハウスと大成建設の2社です。積水ハウスと清水建設は1,000株以上が対象で、ほかの4社は実施していません。

銘柄株主優待(100株の場合)保有期間の条件
大林組なし-
積水ハウスなし(1,000株以上で魚沼産コシヒカリ5kg)-
大和ハウスグループの施設などで使える優待券2,000円分なし(3年以上は4,000円分)
関電工なし-
きんでんなし-
大成建設軽井沢高原ゴルフ倶楽部の割引券(2,000円券2枚)・グループ会社の工事代金などの割引券(1万円券3枚)なし(3年以上は工事代金などの割引券が3万円券3枚)
鹿島なし-
清水建設なし(1,000株以上で木製グッズ)-

※各社のIRページや開示資料で確認した2026年10月時点の内容です。基準日は大和ハウス・大成建設とも3月末で、株数や保有期間によって内容が変わります。

さくら

積水ハウス、大和ハウスが良い感じかな。積水ハウスは1,000株でお米がもらえるからそこを目指していきたい!

まとめ

  • 建設・住宅の大手8社のうち、足切りを通ったのは大林組・積水ハウス・大和ハウスの3社
  • 品質スコアは大林組(89点)がS、積水ハウスと大和ハウスはA
  • 足切りで外れた関電工(95点)ときんでん(90点)は、参考の採点では通過した3社を上回る
  • 配当利回りは積水ハウスの4.3%が最も高く、大林組は3.3%(2026年10月9日時点)

採点基準の作り方は累進配当株の選び方をAI(Claude)に丸投げしてみたに、ほかの業種を採点した結果は医薬品編と食品編にまとめています!

※記載の数字はすべて執筆時点(2026年10月)のものです。個別銘柄の売買を勧めるものではありません。

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